木版画教室に通いはじめました。
木を彫るコツが分かってくると、型ぬきみたいで気持ちが良いです。
しかし一転、刷りは大変です。なかなか思うような色味が出せない。色彩設計が大事なんだなあ、と痛感します。
それとは別に、彫りの途中でニュアンスを確認するためにカーボン紙を挟んで紙に版を押し付けて刷りとる方法があります。そのカーボン紙を通して写し取られた感じがなんとも言えず、いんです。銅版画のメゾチントっぽい雰囲気というか…。
ただ、3センチ四方を越えるベタを刷りとるのは結構紙を擦らないといけないので疲れますし、微妙な質感は押しすぎることで潰れてしまうので注意が必要です。あくまで雰囲気を楽しむものなんだな、という実感です。
が、小さいのならいけるんでは?と思い、1.5×3センチくらいの人型などを彫り色鉛筆や筆ペンで色付けしてみました。
なかなか気に入っています。